企業動静
企業動静 2025年8月4日付 vol.2070
2025/08/05 09:00
週刊BCN 2025年08月04日vol.2070掲載
人事
英AVEVA(アヴィバ)日本法人4月1日付で佐々木正治氏がバイスプレジデント・日本統括に就任したことを発表。佐々木氏はPTCジャパンや日本オラクルで重工業や電機業界向けの管理ソリューションの事業を担当。2020年にアヴィバへ入社し、国内市場での営業を統括。
7月23日
米Elasticsearch(エラスティックサーチ)日本法人
代表取締役社長に大谷健氏が就任。大谷氏は日立ソリューションズの米国子会社でセキュリティーやインフラソリューションの営業・事業開発に従事した後、日本マイクロソフトで「Microsoft Azure」やAI関連サービスなどクラウド事業の市場投入戦略を主導。
7月24日
Shopify Japan
カントリーマネージャーに馬場道生氏が就任。馬場氏は音声認識の米Nuance Communications(ニュアンスコミュニケーションズ)日本法人、対話型AIのAmelia Japanで代表を歴任し、直近では2021年からDataRobot Japanのカントリーマネージャーを務めた。
7月24日
提携
INSIGHT LABとprimeNumberデータ分析基盤構築を手掛けるINSIGHT LABと、ETLツール「TROCCO」を提供するprimeNumberが販売パートナー契約を締結。TROCCOは「Snowflake」などの主要なデータ基盤と連携可能なノーコードデータ連携ツール。データ分析基盤のより迅速な構築を目指す。
7月22日
マクニカとジーデップ・アドバンス
両社共同企画によるAIロボット開発支援パッケージ「ROBODEV」の提供を開始。ジーデップ・アドバンスが提供するGPUワークステーションに、AIロボット開発に必要な環境構築をセミオートで行えるインストーラーを実装。米NVIDIA(エヌビディア)の物理ロボット開発基盤「Isaac」を簡単にセットアップ可能にするとともに、ロボット開発のサポートサービスを提供。
7月22日
U-ZEROとマーサージャパン
組織内のコミュニケーション強化や人材配置の最適化、エンゲージメント向上のためのソリューションの提供に向けて提携。従業員のパーソナリティデータの可視化により、最適な人材配置を目指すほか、将来的にはマーサージャパンが持つデータをU-ZEROのサービスに連携し、導入効果のさらなる向上を狙う。
7月22日
うるるとLightblue
クラウドソーシング事業などを手掛けるうるる子会社のうるるBPOと、東京大学発のAIスタートアップのLightblueが連携。企業の生成AI導入・運用におけるデータ整備を支援する新サービス「AIブリッジ for Lightblue」を提供し、生成AIの活用で課題となる初期のデータ整備やデータ更新・最適化支援を開始。
7月23日
SAPジャパンとビザ・ワールドワイド・ジャパンなど
SAP製品への企業間決済ソリューションの組み込みで連携し、年内のサービス提供を発表。取引先企業がクレジットカード決済に非対応でもSAP製品の機能を通じてカード払いを可能とし、資金効率の向上と業務効率化を実現。三井住友カードとデジタルガレージが導入を支援。
7月23日
NTT e-Drone Technology(NTTイードローン)とブルーイノベーション
販売代理店契約を締結し、NTTイードローンが「ELIOS 3」の販売を開始。ブルーイノベーションはスイスFlyability(フライアビリティー)製の屋内点検用球体ドローンELIOSシリーズを国内で販売。両社の連携で社会インフラ点検業務の省人化・デジタル化を加速。
7月23日
Liquidとオービックビジネスコンサルタント(OBC)
外国人労働者を雇用する事業者の労務管理を効率化するため、両社のサービスのAPI連携を開始。Liquidの外国人就労管理システム「GPASS」とOBCの「総務人事奉行クラウド」の人事労務機能が連携し、外国人従業員の在留カード情報を総務人事奉行クラウドでも直接管理可能とし、業務効率化と不法就労リスク低減を実現。
7月24日
インターネットイニシアティブ(IIJ)とSaaSベンダー
企業内のIDなどを一元管理できる「IIJ IDガバナンス管理サービス」に、「Box」「kintone」「サイボウズOffice」「Salesforce」「楽楽精算」が対応。IIJのサービスで管理していた組織の情報を連携先SaaSと同期可能に。企業のID管理の強化、運用負荷低減を実現。
7月24日
両備システムズと岡山大学
共同研究を進めている「人工知能による胆道内視鏡画像診断システムの開発」が、国の研究機関である日本医療研究開発機構の事業に採択。AIを用いて胆道がんの診断精度向上を目指す研究で、胆道鏡の画像を解析することで良/悪性の診断と範囲診断を支援。
7月25日
新設
スイスNexthink(ネクスシンク)日本法人を設立。東京にオフィスを開設し、同社の従業員デジタル体験(DEX)管理ソフトウェアの国内向け事業を本格化。製品の日本語対応も強化し、国内企業に向けて端末やアプリケーションの性能を可視化する製品を提供。
7月23日
事例フラッシュ
日本オラクルクボタが、タイ、ベトナム、フィリピンにおける水環境事業の拡大に向けてクラウド型ERPの「NetSuite」を導入。表計算ソフトや紙で分散管理していた情報を集約し、ヒューマンエラーの削減、内部統制の強化、重複業務の効率化を実現。多言語・多通貨に対応可能な点も評価。
7月22日
ZenmuTech
建設事業を展開するライフデザイン・カバヤ(岡山市)が「ZENMU Virtual Drive」を導入。端末の盗難・紛失時のデータ流出対策として採用。VDI(仮想デスクトップ基盤)に比べ低コストで、既存の業務アプリケーションとの相性にも問題がない点を評価。
7月23日
Sansan
新日本プロレスリングが経費精算サービス「Bill One経費」を導入。年間140回以上の興行を行う中で発生する月間1000件以上の建て替え経費の経理業務を効率化。2023年に社長に就任した棚橋弘至選手の下、バックオフィス業務の改革を実施し、新たな業務フローを構築。
7月23日
JBCCホールディングス
サクラクレパスの販売・流通業務を支える基幹システムを、アジャイル開発手法とローコード開発ツール「GeneXus」を活用して刷新。JBCCが内製化支援を実施し、サクラクレパス側で柔軟なシステム開発・保守運用が可能な体制を構築。基幹系と通販サイトのリアルタイムな在庫連携、クラウド移行による可用性・セキュリティー向上などの効果。
7月23日
日本HP
熱転写シートの製造販売を行う尾崎スクリーン(香川県坂出市)が、デジタル印刷機「HP Indigo 7K」を活用し転写サービスを提供。ユニフォームやアパレルの用途で求められる耐久性、安全性を確保しながら、鮮やかなデザインの商品提供を可能に。製造に要する時間を約10分の1、人員を約4分の1に削減。
7月23日
キューアンドエー
東北大学に、外国人研究者・留学生などの受け入れを支援する「外国人研究者等受入サポートセンター」サービスを提供。JTBおよび人材ソリューション事業を展開する東洋ワークと協業し、入国/帰国手続きのサポート、多言語対応、緊急時の同行などのサービスを用意。今後、ほかの教育機関にも展開。
7月24日
米New Relic(ニューレリック)日本法人
楽天銀行、銀行業務を支える基幹システムのモニタリングにオブザーバビリティー(可観測性)基盤「New Relic」を導入。金融サービスの拡充と口座数の増加にともないシステムが複雑化する中、問題発生時の原因究明や安定稼働の維持に貢献。
7月24日
Notion Labs Japan
開発者の活動を可視化するSaaSやフリーランス技術者の紹介サービスなどを展開するファインディが、コラボレーションツールの「Notion」を全社導入。部門間でのタスクやノウハウの共有を加速。AI機能も取り入れ、議事録や資料の作成なども自動化。意思決定から実行までのリードタイム短縮を目指す。
7月24日
パーソルビジネスプロセスデザイン
SBI新生銀行が、申請書類の確認や本人確認などの住宅ローン業務を支援する「住宅ローン業務BPOサービス」を導入。パーソルでは日々の業務量の変動や繁閑差にも対応できる柔軟性の高いオペレーションを実現しており、審査業務を効率化。長くて5~6営業日かかっていた審査を約1.9営業日に短縮し、時間的コストを約3分の1に削減。
7月24日
Photosynth
日本瓦斯のグループ会社・エナジー宇宙が手掛ける法人向け置き配サービス「ニウケマスター」が、「Akerun入退室管理システム」を採用。宅配便などの荷受け・荷渡しを無人化。エナジー宇宙はAkerunに加えてクラウド型監視カメラ、配送事業者が操作するタブレット端末などを組み合わせてサービスを構築。
7月24日
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