Special Feature

【2022年 新春インタビュー】 SB C&S 「ユーザーのベネフィット重視」が強まる

2022/01/11 09:00

週刊BCN 2022年01月10日vol.1906掲載


――目下の市場環境と自社ビジネスの状況についてどう見るか。

 2020年にコロナ対策で前倒しの投資があったGIGAスクール需要の反動、さらにはサプライの停滞といった課題こそあったものの、ITのデマンドは根強いものがあり、市場環境は良好だと感じる。特にクラウドサービスは堅調に伸びていて、ストックが積み重なったことが売り上げの伸びに寄与した。
 
代表取締役社長兼CEO
溝口泰雄

――市場ニーズのトレンドも着実に変化しているように思える。

 クラウドやSaaSはコロナ禍以前から継続して注力してきたビジネスだが、ハードウェアベンダーも「as a Service」化を進めている。当社も「Everything as a Service」を標榜しており、ユーザー企業のベネフィットを重視した製品・サービス提供が拡大していることをポジティブに捉えている。

 新型コロナによって、総じてテクノロジー活用がアクセラレートされたのは間違いない。デジタルトランスフォーメーション(DX)がバズワード化しているが、まずは基盤づくりの段階で、業務を効率化して生産性を上げないと企業の存続もおぼつかないことを多くの人が自覚した。そこにAI、IoTをはじめとする強烈な威力を持つテクノロジーが浸透し、通信技術も5Gが商用化され進化している。DXの基盤づくりに貢献できる余地はまだまだ大きい。
この記事の続き >>
  • パートナーのビジネス変革を支援

続きは「週刊BCN+会員」のみ
ご覧になれます。

(登録無料:所要時間1分程度)

新規会員登録はこちら(登録無料)

会員特典

詳しく見る
  1. 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
  2. メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
  3. イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
    SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。
  4. 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!
  • 1

外部リンク

SB C&S=https://cas.softbank.jp/