日本電子社は、電子顕微鏡市場でリーディングカンパニーとして知られ、研究開発力、ものづくり力、サービス力のさらなる強化を通じて顧客満足度の向上を図り、事業規模の拡大と高収益化に取り組んでいます。

しかし、サービス対応システム、パーツ受注用システム、海外用システムなどのアフターシステムの稼働が20年以上経過し、最新のOSでの運用が難しいため、手動で指標を収集し、環境変化に迅速に対応できない課題がありました。さらに、製品カテゴリーごとに分散した部署でデータを管理し共有するため、時間とコストがかかる状況でした。

同社はContentservを導入し、アフターシステムを刷新。約４万点に及ぶ部品データの一括更新を可能として業務効率を大幅に改善し、ECサイトに鮮度の高い充実した情報を反映して顧客満足度の向上を実現。同社が提供している装置や部品の中には、国内よりも海外の売上比率が高いものが数多くあります。

今後、海外の現地法人の知見をもとにPIM/DAMの情報を拡充・反映していくためのスキームを整え、技術情報のグローバルな共有体制の強化を目指しています。