【データ活用を巡る最新法規制と対応策を網羅】全3回 デジタルマーケティングの法律相談

テーマ

情報セキュリティ

日付

2025年06月25日

時間

16:00~18:00

場所

SSK セミナールーム 東京都港区西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル4F

概要

【第2回】2025年 7月31日(木) 16:00~18:00
【第3回】2025年 8月25日(月) 16:00~18:00
■第1回~第3回の講座は、それぞれ独立した講座となりますので、
 単独でのご受講も可能です。

事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますのでお申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。

■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までにお送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3~5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
 追加料金11,000円(税込)で承ります。
 ご希望の場合は備考欄に「アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。
※複数名でお申込の際は、アーカイブ配信追加受講者様の各ご芳名を
 備考欄に追記をお願い致します。


~概要~
本講座では、ビジネス法務の連載「デジタルマーケティングにおけるデータ利活用の頻出論点」の執筆担当弁護士が、同連載で取り上げた項目について、実務に直結する視点から最新動向を交えてより詳細に解説する。さらに、実務上特に悩ましい論点に関して、パネルディスカッション形式で更に掘り下げた議論を行う。

~重点講義内容~

TMI総合法律事務所 弁護士
寺門 峻佑(てらかど しゅんすけ) 氏
TMI総合法律事務所 弁護士
林 知宏(はやし ともひろ) 氏
TMI総合法律事務所 弁護士
榊原 颯子(さかきばら そうこ) 氏
TMI総合法律事務所 弁護士
牧 昂平(まき こうへい) 氏

【第1回】 デジタルマーケティングの法律相談(基礎編)

デジタルマーケティングにおいては、広告主やプラットフォーム提供者など多様なプレイヤーが関与し、アクセス解析やターゲティング広告等の形でデータが活用されている。本講座では、こうした典型的なデータ活用スキームを概観したうえで、各プレイヤーに共通または個別に生じ得る法的リスクを整理した上で、個人情報該当性の判断基準、利用目的の特定・変更に関する実務上の留意点について解説する。

1.講演パート
 (1)デジタルマーケティングにおけるプレイヤー
 (2)典型的なデータ活用スキーム
 (3)各プレイヤーにおける注意すべき法的問題点
   (法的問題点の全体像)
 (4)個人情報の該当性
 (5)利用目的の特定と変更

2.パネルディスカッション
 ・容易照合性の考え方
 ・受領したデータの個人情報該当性
 ・匿名加工情報・仮名加工情報・統計情報の取扱い
 ・プライバシーポリシーにおける「利用目的」の定め方
 ・利用目的の変更の考え方

3.質疑応答/名刺交換


7月31日(木)
【第2回】 デジタルマーケティングの法律相談(委託・第三者提供編)

データ利活用の実務においては、委託先による取扱いの範囲や限界を適切に把握することが重要である。本講座では、委託と第三者提供の区別、個人関連情報の突合に伴う留意点、第三者提供に際して必要となる情報提供義務の内容、さらに第三者提供記録の具体的な作成方法について、個人情報保護法の要件を踏まえて実務対応のポイントを解説する。

1.講演パート
 (1)委託に基づく取扱いの限界
 (2)個人関連情報の突合
 (3)第三者提供時における情報提供
 (4)第三者提供記録の作成方法

2.パネルディスカッション
 ・「混ぜるな危険」の法理と対応策
 ・個人関連情報の突合における問題点(個人情報の突合との違い)
 ・第三者提供同意の同意文言
 ・第三者提供同意を得る必要のある施策の考え方
 ・典型的な第三者提供の残し方
 ・第三者提供記録を作成しなくてもよい場合
 ・共同利用者の範囲
 ・共同利用を新たに始めるときに過去のデータを使えるのか

3.質疑応答/名刺交換


8月25日(月)
【第3回】 デジタルマーケティングの法律相談(安全管理措置・発展編)

個人データを安全に取り扱うためには、安全管理措置の整備や漏えい発生時の対応体制が不可欠である。本講座では、委託先管理や外国への第三者提供に関する規制、特に海外SaaS利用時の実務対応を整理するほか、生成AIの活用における個人情報保護法上の論点を解説する。また、データの利用範囲や権限を明確化するための契約実務についても取り上げ、データビジネスの法的基盤を総合的に解説する。

1.講演パート
 (1)安全管理措置・漏えい対応
 (2)委託先の管理監督義務
 (3)外国第三者提供規制
   (海外SaaSを利用するときの実務上留意点)
 (4)生成AIに関する個人情報保護法上の論点
 (5)データの利用権限の定め方
   (データビジネスにおける契約)

2.パネルディスカッション
 ・漏えい事案を踏まえた有効な対策について
 ・委託先における違反事例を踏まえた有効な対策について
 ・海外SaaSを利用するときの実務上の留意点
 ・生成AIに関する個人情報保護法上の論点
 ・契約をレビューのポイント(対象データの範囲/
  派生データの利用権限/管理方法・セキュリティ等)

3.質疑応答/名刺交換


寺門 峻佑(てらかど しゅんすけ) 氏
TMI総合法律事務所 パートナー弁護士、情報処理安全確保支援士。内閣サイバーセキユリティセンタータスクフォース構成員などを歴任。国内・海外のサイバーセキユリティ、データ利活用、IT紛争などへの対応を主たる取扱分野とする。主な著書として、『サイバーセキュリティ対応の企業実務』(共編著,中央経済社,2023)

林 知宏(はやし ともひろ) 氏
TMI総合法律事務所 アソシエイト弁護士。国内・海外のデータ利活用への対応を多く取り扱う。主な著書として、「プライバシーポリシー作成のポイント」(中央経済社, 2022)「Cookieポリシー作成のポイント」(中央経済社, 2024)。

榊原 颯子(さかきばら そうこ) 氏
TMI総合法律事務所 アソシエイト弁護士。国内・海外のデータ利活用への対応を多く取り扱う。主な著書として、「Cookieポリシー作成のポイント」(中央経済社, 2024)。

牧 昂平(まき こうへい) 氏
TMI総合法律事務所 アソシエイト弁護士。ストラクチャードファイナンスや金融レギュレーションに関する案件に取り組む一方で、サイバーセキュリティや経済安全保障に関する法務領域も取り扱う。

主催者

株式会社新社会システム総合研究所

受講料

有料

詳細・
お申し込み

https://www.ssk21.co.jp/S0000103.php?gpage=25235