今年8月1日付で、無線LANルータなどネットワーク関連機器メーカーのネットギア日本支社長に就任したディビッド・デン氏。「量販店など販売パートナーからは競合他社と比べてコストパフォーマンスがよいという評価を受けている。しかし、コンシューマにとっては、あまりにも知名度が低い」とため息を漏らす。

 ひとつは、「日本支社の人員体制に課題がある」とみている。プロモーション活動を積極的に実施しようとしているのだが、「マーケティング要員がいない」。そこで、11月をめどにマーケティング部門を新設、人員を増強する計画だ。

 また、国内市場をみるとバッファローをはじめ、アイ・オー・データ機器やコレガなど「国内メーカーの存在が大きい」と認める。そこで「米国本社との連携を一段と強くすることで、日本に特化した製品を次々と開発していく」という。

 今年の年末商戦までには「競合他社に真っ向から勝負できるような体制を整える」としている。ここ数年、日本支社の売上高は「前年比でトントンが続いている。この状況を何としてでも打破する」。今年は前年の1.5倍に引き上げることが目標だ。