東洋ビジネスエンジニアリングが、製造業向けERP「MCFrame」の拡販を中国で本格化しています。
同社の昨年度(2010年3月期)の連結売上高は、国内市場の収縮を受け、厳しい数字が並びました。一方、中国では旺盛な投資欲に助けられ、事業は急拡大。中国製造業の成長は著しく、業種によってはすでに日本に対抗しうるレベルに達しています。
他ベンダーも中国を有望市場と捉えています。現地SIerやERP・SCM専業ベンダーとのアライアンスを推進。現地法人の設立などを加速して、強化に乗り出しています。
中国での事業推進には、かの国特有のさまざまな課題への対応が求められ、ひと筋縄ではいかないでしょう。他ベンダーとの競争も含め、これからの戦いぶりが見ものです。(信澤健太)
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東洋ビジネスエンジニアリング 中国でERP拡販へメールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.6.15」より