2010年、PC市場は急回復を遂げました。販売台数は通年で昨年比12%増で、1500万台超えの見込みです。
リプレース需要が一気に顕在化したことやWindows 7の存在が購入の後押しとなったようです。
市場が元気を取り戻しても、販社はうかうかとしてはいられません。販売台数ベースでは実績が伸びている一方で、単価ダウンに悩まされているからです。「部品の回転状況のログを取って、壊れる前にPCに予防措置を施すサービスを提供していく」(東芝情報機器)など、サービス提供による他社との差異化に躍起です。
記事では、消耗戦に陥りがちなPC市場の動向をまとめました。(信澤健太)
【記事はこちら】
<Industry Chart 業界の今を俯瞰する>パソコン 買い替え需要で復活 利益捻出は依然厳しく!?メールマガジン「Daily BCN Bizline 2010.12.28」より