銀座で一番美味しい焼き鳥屋

　SAPジャパンの社長安斎富太郎氏は、銀座の焼き鳥屋「がんだれ」を憩いの場としている。

　「がんだれ」は、雑居ビルの地下にあるこぢんまりとしたお店。カウンターとテーブル席がいくつかあるだけである。「『がんだれ』は、うちの女房がネットでみつけた店。休日には二人で食事に行くことが多い。ネットで検索した当時、銀座で一番美味しい焼き鳥屋だと紹介されていた」。家族思いの安斎氏らしい休日の過ごし方である。

　店の造りは落ち着いた雰囲気で、なんといっても期待を裏切らない味の焼き鳥と豊富に揃う焼酎が魅力。「焼き鳥屋にしてはしゃれたBGMが流れている。平日は、前の会社のメンバーや友人との食事に使う。芋焼酎と焼き鳥を注文するのだが、焼き鳥は皮とぼんじりがとくに好き。締めはショウガが効いたそぼろ丼というのがいつものコース」だとか。

　「がんだれ」は、安斎社長と同い年のお店のご主人が脱サラして始めたという。しかも「ご主人の娘さんの夫がドイツ人。当社は、ドイツの会社。そういう意味でも縁がある」。笑顔を見せながら、そんな偶然を話してくれた。


東京都中央区銀座6-4-15
銀座数奇屋橋ビル　B1F
03-3573-1103
平均予算：4000～5000円