大手SIerが、相次いでアジア成長国へ進出しています。一方で、成熟市場である国内に取り残される心配があるのが、中小SIerや零細ソフトハウス。しかし、決してチャンスがないわけではありません。

 情報サービス業は、製造業のように生産設備に巨費を投じなくてもいいぶん、むしろチャンスは大きいというべきでしょう。キーワードは「ネットワーカー」です。これはネットワーク技術者のことではなく、人脈を駆使することに長けた人のことです。

 中国をはじめとするアジアビジネスは、人脈が命。人的ネットワークがうまく構築できれば、たとえ資本が限られていても、人材を揃えて、アジアでのソフト開発体制を構築できる――。
「最初はゴルフ仲間を見つけに行くだけでいいんです」と話すのは、アジアのITビジネスに詳しい台北市コンピュータ協会の吉村章駐日代表の弁です。

 まずは、自らがネットワーカーになる、あるいは地場事情に精通したネットワーカーとお友だちになるところから始めてはいかがでしょうか。(安藤章司)

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豊かな人脈の恩恵にあずかる――台北市コンピュータ協会 吉村章 駐日代表
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2012.1.26」より