大手SIerの日立ソリューションズ(林雅博社長)は、中国北京に現地法人・日立解決方案(中国)を設立し、10月1日に本格的な営業を開始する。董事長には日立ソリューションズ取締役常務執行役員の石井清氏、総経理には張若晧氏が就任。約110人のスタッフでのスタートだ。

 日立ソリューションズの中国事業は、これまで主に日系企業を対象にシステム構築(SI)サービスなどを手がけてきたが、新会社設立によって、中国地場の有力企業や自治体などに向けたビジネスを拡大する。また、自社製品の販売にも力を入れる予定で、例えば電子黒板「StarBoard」をはじめとする製品販売や、トラック運行管理ASPサービス「e-trasus」などのサービス事業を強化する体制整備を急ぐ。

 日立製作所の社内カンパニー情報・通信システム社では、中国やインドなどの新興国を優先市場として、2015年度の中国・アジアでの売上高2000億円を目指している。地場有力企業との連携による金融や産業分野を中心としたITサービスを展開しており、日立ソリューションズも情報・通信システム社の一員として、アジアビジネスの本格的な立ち上げに努める。