「ゲーミフィケーション」は、近年、さまざまな業界で話題を呼んでいる概念です。IT業界でも、もてはやされるようになってきました。ですが、ゲーミフィケーションをめぐる議論はやや錯綜気味。「ゲームの要素を取り込めばゲーミフィケーション」というように、なんとなくわかったつもりでこの概念を使う人もちらほらとみられます。
ゆめみの深田浩嗣社長は、ゲーミフィケーションの理解を手助けする情報を発信している人物の一人です。深田社長はゲーミフィケーションを、「利用者を動機づけるためにゲームの要素をゲーム以外に活用すること」と定義。うまく活用するには、利用者のモチベーションにフォーカスしているかどうかが重要、と説きます。
実際のサービスに導入する際には、ゆめみが用意するゲーミフィケーションのフレームワークを活用します。インタビューでは英語の学習を例に挙げながら、その考え方を説明してくれました。
今後、ゲーミフィケーションの仕組みを企業向けアプリケーションにも取り込む動きが加速するとみられます。畑違いと思っているITベンダーの担当者にとっても、業界の動向を知るうえで参考になるインタビューです。(信澤健太)
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<インタビュー>注目高まるゲーミフィケーション、ゆめみの深田浩嗣社長に聞くメールマガジン「Daily BCN Bizline 2012.4.17」より