このところ、『週刊BCN』やウェブサイト「Bizline」の記事で、「ユーザーインターフェース(UI)」という言葉を使う機会が増えています。情報端末で、利用者への情報提供手段やその操作感のことを意味する「UI」は決して新しい用語ではありません。しかし、SNS利用者の急増やスマートフォンやタブレットなど、新型デバイスの登場によって最近、改めて注目を浴びているのです。
マイクロソフトが今秋に発売するといわれている次世代OS「Windows 8」は、モバイル端末の普及を強く意識して、タブレットなどのタッチ画面でも操作しやすいUIを採用していることを最大の特徴としています。マイクロソフトはユニークなUIをもつ「Windows 8」をツールとして、アップルが圧倒的に強いモバイル端末市場でのシェア拡大を狙います。
「Windows 8」の事例からもわかるように、UIはITベンダーのビジネスで非常に重要な役割を果たしています。UIの改善によって差異化したり、情報端末の置き換え需要を引き起こしたりできるからです。今、UIが注目を浴びているからこそ、UIはそもそもどういうものかを把握しておくことが大切です。「いまさら聞けないキーワード」では、UIの意味をていねいに解説しています。(ゼンフ ミシャ)
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<いまさら聞けないキーワード>UI(ユーザーインターフェース)メールマガジン「Daily BCN Bizline 2012.5.30」より