以前このコーナーで、グーグルやヤフーなど、海外の大手IT企業13社を、ほぼ同時期に特許侵害で訴えた日本企業がいることを紹介しました。イーパーセルという従業員8人のITベンチャーです。
日本の小さな企業が世界の超有名企業を訴えたわけで、端からみれば無謀な戦いです。しかし、現実はさにあらず。13社のうち5社がイーパーセルとライセンス契約を締結し、事実上、負けを認めました。意外なことにイーパーセルは、この訴訟を「カネ目当てでない」としています。
先日、イーパーセルの北野譲治社長にお会いして、「カネ目当てでない」ところの真意を聞いてきました。ITベンチャーが抱える課題、超えなければならない壁を語っています。(木村剛士)
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<インタビュー>Googleにケンカを売った男に真意を聞く一寸の虫が世界に示した五分の魂「巨象には日本の技術力で立ち向かう」メールマガジン「Daily BCN Bizline 2012.7.6」より