先週、中国・上海に行ってきました。取材したある日系ITベンダーの担当者は、「中国の企業はトップダウンでIT製品の導入を決める。決断が非常に早い」と話していました。
日本企業の場合、IT製品の導入には現場から管理層まで多くの人が関わり、ITベンダーが提案してから導入を決断するまで、半年以上かかるケースも珍しくありません。多くのITベンダーが、この決断の時期をいかに手前に引き寄せるかで苦労しています。
先日、『週刊BCN』のIT導入事例紹介コーナー「THE決断!」の取材で、ヒントをもらいました。ITベンダー側ではなく、ユーザー企業のIT担当者が、導入予定の機器のメリットを決裁者に伝えるにあたって、妙手を繰り出したのです。
リンク先の記事に詳細を書きました。中国のようなトップダウンは無理でも、スピーディな決断を引き出す一つの手段として参考にしていただければ幸いです。(ゼンフ ミシャ)
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<THE決断!ユーザーのIT導入プロセスを追う>Platform ID 統合型で運用・管理の負荷を削減 「障害予報」を作成して上司にメリットを訴求メールマガジン「Daily BCN Bizline 2012.9.5」より