【プラグイン(plug-in)】
ソフトウェアの機能を拡張するための追加のプログラム

 直訳は「プラグを差し込む」。アプリケーションソフトウェアの機能を拡張するために追加するプログラムのことを指す。プラグインは単体では動作せず、ソフトウェアにインストールすることではじめて動作する。

 あるソフトウェアをユーザーが利用していて、機能面で不満があるときに、要望する機能が追加されるまでソフトウェアのバージョンアップを待つか、別のソフトウェアを導入するというのでは、時間やコストがかかってしまう。ソフトウェアベンダーにとっては、機能の不足が要因となって、ユーザーにソフトウェアを乗り換えられる恐れがある。そこでメーカーは、ソフトウェアの機能を拡張するための開発ツールを公開し、低コストで機能を追加できるプログラムを自社または第三者が開発できるようにして、ユーザーに対して提供している。

 プラグインは近年では、Mozilla FirefoxやGoogle Chromeなどのウェブブラウザの拡張機能を指すことが多い。例えば、アドビシステムズの「Adobe Flash Player」やアップルの「QuickTime」、リアルネットワークスの「RealPlayer」などのプラグインをブラウザ上にインストールすることで、ユーザーはブラウザ上でPDFなどのドキュメントファイルを閲覧したり、音声や動画ファイルを再生したりできるようになる。一方で、プラグインは、バージョンが古くなるとうまく機能しない場合があるので、随時更新する必要がある。

 プラグインは、しばし「アドオン(add-on)/アドイン(add-in)」と混同される。厳密にいえば、プラグインがソフトウェアに機能を拡張する追加のプログラムを指すのに対し、アドオン/アドインは追加される機能のことを指す。一部のブラウザで、プラグインがアドオンの一種とされていることが混同される一つの要因だ。