今日のひとことWeb版

遅れた発表が示すもの

2013/06/10 15:26

 仮想化や、サーバーとストレージを統合した仮想化基盤を提供する米ニュータニックスが、6月5日に記者発表会を開催しました。日本法人のニュータニックス合同会社を昨年12月に設立したという話です。

 設立の時期を聞いて「おや?」と思いました。約6か月が経過したいまになって設立を発表したからです。発表会終了後、日本法人の代表、岡田卓也マネージングディレクターになぜいまなのかをたずねました。

 「本当は設立した段階で開催したかったのだけど、スタッフが少なくて、販売パートナーの獲得で手一杯だった」スタッフは岡田ディレクターを含めて2人。発表は遅れましたが、その甲斐あって、3社のパートナーを獲得しました。「今後、もう1~2社は追加したい」と意欲を燃やしています。

 まだビジネスが本格始動していない段階での会社設立の発表は、ついつい大きな目標を掲げてしまいがち。しかしニュータニックスの発表は、すでに獲得した販社の話を含めて、地に足のついた具体的なものでした。発表の遅れは不本意だったかもしれませんが、日本法人のこれからの姿を明確に伝えることができたわけです。(佐相彰彦)

【記事はこちら】
ニュータニックス日本法人が本格始動、仮想化市場でイニシアティブ獲得へ
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2013.6.10」より
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