ヨドバシカメラに、新店舗立ち上げの“請負人”がいます。取締役の阿美祥之氏がその人。全国の家電量販店のなかで、来店者数や売上高でNo.1との呼び声が高い大阪・梅田のマルチメディア梅田、東京・秋葉原地区の活性化に寄与しているマルチメディアAkibaをはじめ、北は札幌から南は福岡まで、全国のヨドバシカメラの店舗オープンに携わってきました。店舗を立ち上げるだけではなく、オープン後しばらくは店長などとして日々の業務に携わるので、もちろん、その地に腰を落ち着けることになります。曰く、「土地の違いを実感する」。住んでみて、初めてわかる地域の特性があるそうです。
現在、店長を務めるマルチメディア横浜は、かつて自身が立ち上げた店舗です。2005年11月に移転というかたちで三越横浜店の跡地にオープンしました。約2万m2の売り場面積とJR横浜駅西口の地下街、ザ・ダイヤモンドと直結するアクセスのよさで、オープン当初から多くの来店者を集めてきました。
それから5年以上の月日が経過しています。店長として戻り、「時代の流れと、変化に対応しなければならない」と、今年11月にはリニューアルを敢行。マルチメディア横浜のこれまでとこれからを聞きました。(佐相彰彦)
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<地域No.1店舗の売れる秘訣>ヨドバシカメラマルチメディア横浜――横浜No.1店舗との呼び声 常連客を増やす演出を徹底メールマガジン「Daily BCN Bizline 2013.12.24」より