大阪・日本橋の電気街、でんでんタウンの通称「オタロード」には、フィギュアやアニメ系のショップが軒を連ね、サブカルチャーが趣味の人々が訪れて、街は活気を帯びています。一方、電気街としての知名度は低くなり、どちらかといえば、パソコンよりもスマートフォンを使う人たちが集まっている印象です。

　閉店を余儀なくされたパソコン専門店は少なくありませんし、生き残っている店も青息吐息。オタロードに出店するサードウェーブグループのドスパラ大阪・なんば店も、そんな厳しい状況に追い込まれた時期があったそうです。

　来店者を増やそうと試行錯誤していたのですが、「基本に立ち返る」ことで回復を遂げました。お客様にパソコンのよさを再認識してもらうことで、劣勢を挽回したのです。どのような売り場づくりをしたのか、早稲本誠人店長に聞きました。（佐相彰彦）

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＜地域No.1店舗の売れる秘訣＞ドスパラ大阪・なんば店――基本に立ち返って回復　パソコンやユニークな周辺機器で勝負