よく耳にする「環境が人を変える」というフレーズ。しかし、それを理解していたとしても、厳しい環境に身を置き、自身を鍛えるのは難しいことです。例えば、「世界で通用するビジネスマンになりたい」と思ったとして、日本の高校生で、卒業後にいきなり海外の大学に留学するという決断をできる人はそれほど多くないでしょう。
スターティアの平澤有一ネットワーク事業部長は、20年ほど前に、そんな選択をいとも簡単にしてしまったという経歴の持ち主。エージェントに頼らず、単身渡米して、自らが学ぶ大学を自分で決めた行動力には驚かされます。このエピソードから、非常に芯の強い少年だったのだろうなと推察されるのですが、それでも大学を卒業して帰国したときには、周囲から「かなり性格が変わった」と指摘されたそうです。社会人になってからは営業畑を歩みましたが、この「変化」が仕事にポジティブな影響を与えました。
厳しい環境で自らを鍛えることが、どれほど大きい財産になるのかを痛感するとともに、自らを省みずにはいられないインタビューでした。(本多和幸)
【記事はこちら】
スターティア ネットワークソリューション事業部 事業部長 平澤有一――プレゼン力が導いた「勝利の方程式」メールマガジン「Daily BCN Bizline 2014.5.13」より