ブランドダイアログ(稲葉雄一社長)は、2月15日、スターティア(本郷秀之社長)、ジェイズ・コミュニケーション(愛須康之社長)とクラウド市場拡大をにらんだ戦略的な業務資本提携を締結するとともに、両社を割当先とする総額1億9920万円の第三者割当増資を実施すると発表した。増資後の資本金は、3億6680万円。

 純国産クラウド型統合ビジネスアプリケーション「Knowledge Suite」を提供するブランドダイアログは、KDDIなどのOEMパートナー、セールスパートナーとともに強固な営業体制構築に力を注いできた。現在約2000社の「Knowledge Suite」ユーザーは、中小企業を中心に月間100社以上のペースで増え続けている。導入企業の急激な拡大に伴って、全国の顧客への営業網強化が急務となっていた。

 スターティアとスターティアグループは、電子ブックをはじめとするウェブアプリケーションとクラウドを中心としたITインフラを提供。今春をめどに上海に子会社設立を予定するなど、アジア諸国での展開も進めている。そのなかで、2012年12月には、独自サービスとして「Knowledge Suite」の技術をベースにしたOEM製品「Digit@link Knowledge Suite」を提供するなど、ブランドダイアログと強固な提携関係を築いていた。

 業務資本提携によって、アジア諸国を販売地域とする独占的な販売パートナーとなるほか、法人向けクラウドストレージ「セキュアSAMBA」や電子ブック作成ソフト「Digit@link ActiBook」など、スターティアグループが提供するサービスとの連携を強化して拡販する。

 ネットワークシステムとセキュリティソリューションを提供するジェイズ・コミュニケーションは、BDと「Knowledge Suite」のセールスパートナー(販売代理店)契約を締結している。

 業務資本提携によって、主に中堅企業に対する「Knowledge Suite」の拡販を目的とした販売網の拡大や、ジェイズ・コミュニケーションが提供するセキュリティソリューションとの販売連携を図り、専門の営業部隊の構築に力を入れて、拡販を図る。

 ジェイズ・コミュニケーションは、クラウド市場拡大をにらんだ戦略的提携によって、パートナーシップを強固にして、販売面での相乗効果を図る戦略的なパートナーシップを構築。さらに厚みある顧客対応と提案ができる体制を目指す。