北斗七星

北斗七星 2014年6月30日付 vol.1536

2014/07/03 15:38

週刊BCN 2014年06月30日vol.1536掲載

▼今年に入って、東南アジアの国々を歩いている。6月下旬には、製造業を中心に日本企業の進出が盛んなタイを訪れた。5月下旬に起きたクーデターの影響はまったく感じられず、街は平穏そのもの。現地の人々は、ふだんと変わらない様子で生活し、仕事をしている。

▼ユーザー、ベンダーを問わず、何社かの日系企業を訪問して感じたのが、女性の力のすごさだった。ある日系製造業の例でいえば、ほぼタイ人で構成する100人の従業員のうち、女性が60%を占めているという。理由は「勤勉で優秀だから」。「東南アジアの国に共通していると思うが、タイはとくにこの傾向が強い。現地の優秀な人材を確保したいと思って採用活動を続けていたら、自然と女性の比率が高まった」。ちなみに、この会社の副社長は、タイ人の女性が務めている。

▼日本でも女性の活用を促進する動きが活発になっているが、それとは比べものにならないスピードでアジアの国々は女性をビジネスに生かしている。女性が働きやすい環境づくりや制度づくりのヒントは、東京ではなく、アジアの国々に眠っているのかもしれない。(鈎)
  • 1

関連記事

東芝ソリューション、タイに拠点を設立、4月にICTサービス事業を開始

TIS タイの上場IT企業と資本・業務提携 事業機会を相互に展開・拡大

<B-EN-Gのタイ進出にみるアジアビジネスの“キモ”>1.生産拠点の「チャイナ+1」 IT担当者不足をどう補うか

【特報】MIJS、タイのソフト団体・機関と覚書を締結へ