海外で働く日本人駐在員は、日本にいる家族や友人と、どのように連絡を取り合っているのでしょうか。私は、無料通話・メールアプリのLINEを利用しています。ユーザー数が多いことと、感情を表現できるユニークなスタンプが揃っていることが、お気に入りの理由です。
7月1日の夜から、中国では、LINEがつながらない状態が続いています。プライベートの連絡を取ることができず、困っている日本人は多いのではないでしょうか。私は、家族や友人とのやり取りをSkypeに切り替えています。
巷では、LINEがFacebookやTwitter同様、中国政府による規制の対象となったと噂になっています。地下鉄での大規模な広告など、最近まで中国で積極的なPR活動をしていたLINEですら規制の対象となったのだとしたら、今後、Skypeを含むグローバルで利用されるSNSは、中国では利用できなくなるかもしれません。
そうなると、安心して利用することができるのは、weibo(新浪微博)やWechat(微信)など、中国国産のSNSに限られます。しかし、実際のところ、日本人で使っている人はごく少数。連絡を取ることができる相手の数も少なく……まったく困ったものです。
いずれにしろ、LINEがつながらない原因は現時点では不明。私にできることは、復旧を祈ることしかなさそうです。(上海支局 真鍋)
【記事はこちら】
中国で「LINE」が利用不能に、規制対象の可能性もメールマガジン「Daily BCN Bizline 2014.7.4」より