今日のひとことWeb版

地元の味

2015/04/07 15:26

 週刊BCNの隠れた人気コーナー「行きつけの店」に登場するお店を振り返ると、やはりIT業界は首都圏偏重型の産業なのだと感じざるを得ません。記者の日々の取材のフィールドが首都圏なので、当然ではあるのですが、やはり、「東京の店」が続くと、少しつまらなく感じてしまうのも事実。ですから、地方に出張したときには、なるべく地元の味を取材対象者に紹介していただくようにするというのが、記者たちの共通認識になっています。

 3月、大雪の会津若松市に出張したときに、同市職員の方に紹介していただいた手打ちそばのお店は、まさに「行きつけの店」に彩りを添えるのにピッタリの、大変インパクトのあるお店でした。紹介者の方と一緒にうかがって、看板メニューを食べながら、「東京から来られた人をお連れすると、大変気に入っていただけることが多いです。東京に店を出せば、行列ができること間違いなしとも言われるんですが、本当ですかね?」と聞かれたのですが、さて……。

 メニューのインパクトの大きさは、東京でも話題を呼びそうですし、味も個人的には大好きでしたので、「もちろん行列ができると思いますよ」と調子よく答えたものの、地元で食べるからこそのおいしさというのもありそうだなと考えてみたり。食の道は複雑で奥が深く、私には手に負えそうにありません。(本多和幸)

【記事はこちら】
会津若松市 企画政策部企画副参事 高橋智之 氏の行きつけの店
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2015.4.7」より
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