先日、『週刊BCN』では企業向け無線LANソリューションを特集しましたが、取材のなかで各社から共通して言われたのが、「ゲストアクセスのニーズが高まっている」という点でした。飲食店、小売店、駅、病院、公共施設など、不特定多数の人が集まる場所で、無線LANによるインターネット接続を、来訪者向けのサービスとして提供したいという需要が大きくなっているということです。しかも、海外からの観光客を呼び込む「インバウンド対応」に限らず、日本のお客さん向けとしてもニーズがあるということです。

 スマートフォンとLTE網を使って、誰でもネットにつなげられる日本なのに、多くのお店や施設が無線LANを提供したいと考えるようになっている。これはどういうことなのかと考えると、来訪してくれたお客さんに対して、最低限のおもてなしとして、インターネットアクセスくらいは提供するべきと考える店主や経営者が増えているということかもしれません。「よくおいでくださいました、Wi-Fiをどうぞ」と言うことはないと思いますが、応接室にお客さんを通したら、まずお茶を出すのと同じように、無線LANは当たり前に提供するものになりつつあるようです。(日高彰)

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大量デバイス対応、ゲスト利用、収益化…… いま求められている無線LANの「カタチ」
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2015.7.8」より