上海にできた新しいオフィスビルが、極めて厳重なセキュリティ対策を講じている。エントランスに入館ゲートを設置しているのはもちろんのこと、エレベータにも係員がいて、専用のカードで脇に設置したシステムに行き先の階層を入力してもらわなければ、エレベータを利用できないようにしている。
しかし、このセキュリティ対策には「やり過ぎ」との声もある。ある来客が20階に入居する企業を訪問しようとしたところ、係員は間違えて21階を入力。21階に着いて、間違いに気づいた客は、「非常階段も利用できなくなっており、いちいち1階に戻ってやり直さなければならなかった」と怒っていた。利便性が損なわれているのだ。

専用カードを通した入力が求められるエレベータ
エレベータ内には、行き先を選択するボタンが設置されていない