ハウステンボスが、日本システムウエア(NSW)とスマートゴミ箱の実証実験を開始したと発表しました。NSWの「BigBelly Solar」というスマートゴミ箱を園内に設置して、ゴミの蓄積状況をリアルタイムに把握することで、収集業務や人員配置を最適化することを目的としています。

 ハウステンボスといえば、過去に経営破たんを経験しましたが、2010年に社長に就任したエイチ・アイ・エスの澤田秀雄氏の手腕によってわずか半年で黒字化を果たし、見事に再建を成し遂げたことで有名です。澤田社長の就任後は数々の新たな取り組みが生まれ、その一つのイルミネーションはとくに人気を博しています。私はまだハウステンボスを訪れたことはありませんが、このイルミネーションはいつか見たいと思っています。

 ロボットが顧客の受け付けや案内などを行う「変なホテル」も昨年開業。そして今週16日には、ロボットが料理し配膳してもてなす「変なレストラン」や、ロボットと遊べる「ロボットの館」などを含む「ロボットの王国」がオープンする予定です。また、この王国はロボットの実証実験の場にもなるとか。こうしたロボットの活用は顧客にとっては新しい体験となると同時に、ハウステンボスにとっては人件費の削減、業務効率の向上につながり、あらゆる面で理にかなった取り組みだと思います。

 今回のスマートゴミ箱についても効果が期待できると同時に、将来的にはオリジナルの「わくわくするゴミ箱」の開発を目指すそうです。「自分で勝手に移動してゴミを拾うゴミ箱」とかでしょうか?想像が膨らみます。顧客の心をつかむのがうまいハウステンボスの手によって、いったいどんなゴミ箱ができるのか。今後を楽しみにしたいと思います。(前田幸慧)

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ハウステンボスとNSW、スマートゴミ箱の共同実証実験を開始
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.7.11」より