中国市場の開拓にあたって、SIやソフトウェアを本業とする日系ITベンダーの多くが、苦戦を強いられています。しかし、すべての領域で苦戦しているわけではありません。例えば、プリンタ/複合機の領域。実は、日系企業は市場シェアの多くを握っており、中国の巨大なローカル市場の開拓に成功しているのです。

 富士ゼロックスはここ数年、現地で開発した安価なA3複合機の拡販に力を注いできました。2015年には、初めてA3カラー・モノクロ複合機で、ともにシェア1位を獲得。中国市場における存在感を高めています。

 また、同社の中国事業総代表を務める徐正剛氏は、このほど環境分野の国家最高賞である「緑色中国パーソンオブザイヤー」を受賞しました。外国民間企業の経営者が選出されたのは初の快挙とのこと。製品を拡販するだけでなく、CSR活動を通して、中国の環境保全、資源保護にも大きく貢献しています。(上海支局 真鍋武)

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「緑色中国パーソンオブザイヤー」 富士ゼロックス・徐正剛氏が初受賞
メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.8.5」より