ITベンダーの提案先が、ユーザー企業の情報システム部門から業務部門に変わったというケースが増えている――。そんな指摘がここ数年、ITベンダー側からもよく聞かれるようになりました。情報系のクラウド業務アプリケーションなどが先鞭をつけた印象があります。
よりエンドユーザーに近いところでITプロダクト導入の意思決定がなされるようになったとすれば、UXデザイン、UIデザインの重要性もより高まっているといえるでしょう。「直感的に使いやすい」という評価を獲得することが採用の重要なポイントの一つになるわけで、近年、このデザイン領域への投資を積極的に行っているITベンダーが増えています。グローバル大手の外資系ベンダーは言うに及ばずですが、国産ベンダーの積極的な取り組みも光ります。(本多和幸)
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サイボウズ kintoneが目指すユニバーサルデザイン ユーザビリティの追求こそが成長の基盤にメールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.9.13」より