先月末、JTBとパナソニックなどが協業して、外国人観光客の旅程情報などを統合管理する基盤や、多言語での観光案内・接客を支援するサービスの発表がありました。また、観光という点での新たな取り組みとしては先日、未来ボックスが「マイクロスポット」と呼ばれる、有名な観光地と比べれば他愛のない小さな観光スポットの情報を発信するサービス「spot japan」を開始しています。
こうした動きをはじめ、観光客をもてなす様々な取り組みついての報道が、最近は目につきます。つい先日も、案内所を訪れる外国人観光客の悩みを解決するために、奔走するスタッフにスポットを当てたテレビ番組の特集を見ました。
より多くの外国人が、日本を訪れることが予想される4年後の東京五輪を見据えると、過去に経験のない規模の観光客を迎えることになり、あらゆる面で相応の準備が必要となります。日本特有の“おもてなし”を感じてもらう、そのための準備が着々と進んでいる印象を受けます。リオ・パラ五輪が閉幕して間もない今は、とくに次への期待が高まる思いです。(前田幸慧)
【記事はこちら】
未来ボックス、マイクロスポット情報を配信するデータメディア メールマガジン「Daily BCN Bizline 2016.9.23」より