AirbnbやUberの成功で爆発的な成長市場となったシェアリングエコノミーですが、国内でもさまざまなサービスが市民権を獲得しつつあります。富士通でERPパッケージの開発などに携わった和田幸子さんが始めた家事代行マッチングサービス「タスカジ」などは、もはや日本のシェアリングエコノミーを代表するサービスになりつつあるという印象です。さまざまなメディアで、“注目の起業家”として和田さんの姿を目にすることも増えました。

 エンタープライズIT市場のプレイヤーにとって、こうしたシェアリングサービスの提供者は今後大きく成長してくれるかもしれない顧客であるといえます。三井不動産リアルティが始めた駐車場シェアリングサービスでは、エスキュービズムの駐車場用予約・決済システムが導入されましたが、採用の決め手は、必ずしも製品の機能やコストだけではなかったようです。ITベンダーとしては、シェアリングエコノミーにどんなビジネスチャンスを見出すことができるのか、この事例にヒントが隠されているかも?(本多和幸)