中国ローカル市場の開拓に成功している日系企業は、マーケティング活動に精力的。中国人俳優をイメージキャラクターとして起用するケースも少なくない。

 富士ゼロックス(中国)では、これまで香港スターのトニー・レオンを起用していたが、このほど若手女優のサンドラ・マーに切り替えた。中華圏を代表する映画賞「金馬奨」で2016年の最優秀主演女優賞を獲得した清純派女優だ。
 

人気女優のサンドラ・マーさん

 世界的に有名なスター俳優から若手女優に切り替えた背景には、同社のブランド戦略がある。それは、若者を中心とした働き方変革に関心の高い層へのアピールだ。富士ゼロックス(中国)は、複合機とクラウドサービスの連携によって働き方変革を実現するコンセプト「Smart Work Gateway」をこのほど発表した。同社の徐正剛董事長は、「新しいITを理解して好んで使うのは、今までのターゲットの40~60歳代でなく若い層だ。そこで、若い人に親しみのある彼女を起用した」と話している。