電子たばこが人気を博しています。「アイコス」「プルーム・テック」に加え、7月からブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンの「グロー」も東京都、大阪府、宮城県全域での販売を開始しました。タールがほとんど含まれていない電子たばこに慣れると、一般的な紙巻きたばこは臭いがきつくて、もう戻ることはできないと感じます。

 一方、世界には電子たばこを認めていない国があることをご存知でしょうか。例えば、シンガポール。私も先日、出張するまで知らなかったのですが、厳しい罰金制度で知られるこの国では、実は電子たばこについて、紙巻きたばこ以上に厳しいルールが設けられています。輸入・販売が禁止されているだけでなく、所持自体も罰金の対象。日本航空(JAL)によると、「空港の入国前・出国後のエリアも国内とみなされ、手荷物検査場で発見された場合も警察への通報の対象となる」とのこと。非常に厳しいですが、ルールはルールですので、日本の電子たばこ愛用者がシンガポールを訪問する際は注意が必要です。ビジネスにおいても、国が違えば文化や商慣習が違うのはあたりまえ。海外に進出するITベンダーは、これを克服していく必要があります。(上海支局 真鍋武)