元偏差値35の東大生が実践する読書法


 「難しくて本の内容が理解できない」「読んだ本の内容を忘れてしまう」──。このような悩みを持つ人へ、それは本の読み方を変えることで解説できるかも。

 著者が主張するのは、受け身の読書ではなく「能動的な読書」を行うこと。つまり、ただ本を読むのではなく、本の内容に疑問をもち考えることの重要性だ。この「能動的な読書」を、東大生の多くが実践しており、これによって「読む力」「地頭力」が鍛えられているという。

 能動的な読書は、具体的にどのように行えばいいのか。本書では、高校3年のときに偏差値が35だったものの、2浪を経て東大に合格した筆者(現役東大生)が東大合格のために実践したそのノウハウを紹介。本の探し方から読み方まで多面的に指南しているが、人によってはやることが多く、大変に思うかもしれない。まずはできそうなところから始めて、できる範囲を拡大していくといいだろう。(宙)
 

『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書』
西岡壱誠 著
東洋経済新報社 刊(1400円+税)