全国のベンダーに聞く ITビジネスの現在と未来
アイル、ファンの存在が成長の根幹
2025/06/27 09:00
週刊BCN 2025年06月23日vol.2064掲載
(取材・文/大畑直悠)
リアルとウェブを統合
――どういった事業を手掛けているか。自社開発の基幹業務システム「アラジンオフィス」を提供し、顧客の販売や在庫、生産管理を支援している。また、受発注システム「アラジンEC」や複数のネットショップの在庫や受発注を一元的に管理できる「CROSS MALL」なども展開している。
他社との差別化点は、実店舗や訪問営業などの「リアル」と、ECやモバイルアプリといった「ウェブ」領域の双方を一貫して支援できる部分だ。幅広い企業でネット販売が当たり前になる中、顧客はリアルとウェブで在庫管理や顧客接点が分散していることを課題に感じている。これを一元管理したいというニーズは高い。
――アラジンオフィスの特徴は。
卸・商社や建設、ファッション、食品、鉄鋼、医療などが得意領域で、幅広い業種向けのテンプレートを用意している。貿易向けの機能を備えており、食品やファッションといった業界の輸入をサポートするパッケージ機能が強みだ。組織としても業種別に特化したチームを組んで顧客のビジネス変革を後押ししている。
- 顧客が正しいとは限らない
- 「一人三役」の人材を育成
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