▼亥年は十二番目、子、丑、寅と続く十二支サイクルの最終年。平成最後を飾る大役も担う。十二支サイクルを振り返り、新たな一歩を踏み出す年にしたいところだ。

▼新元号が4月に発表され、5月には新元号に変わる。システム対応は1カ月で完了しなければならないが、現時点では大きな混乱は起きないと予想される。改元が原因のトラブルは、準備期間を考えると、むしろ恥ずかしいレベルと言えよう。恥をかかないように、ユーザーの気付かないところで、再度の確認をお願いしたい。

▼WebAPIの普及によって企業の垣根を越えたサービス連携が容易になり、システム構築のスピードが上がった。さまざまなサービスをワンストップで利用できるなど、メリットは大きいが、トラブル発生時の影響範囲が大きくなるのではとの心配もある。改元による思わぬトラブルは、こんなところに潜んでいそうだ。

▼昭和はよかった。なにも昔を懐かしんでいるのではない。西暦の70年代、昭和の50年代といったように、5年のズレが絶妙で、同じ年でも西暦か昭和かで別のサイクルを表現できた。平成になり、状況は変わった。現在では、デジタル時代やAI時代などという。年代の発想は昭和の発想なのかもしれない。(風)