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社会実装の段階に入った重要技術

 


 「ブロックチェーン」という言葉が多くのメディアを連日賑わしたのはもはや過去のこと。ITと縁遠い人にとっては、結局萎んでいったテクノロジートレンドだという印象もあるかもしれない。しかしご存じのとおり、ブロックチェーンはユースケースも広がり、もはや社会実装のフェーズに到達しつつある。米ガートナーのハイプサイクルでは昨年の時点ですでに幻滅期に入ったが、普及のためのプロセスを順当に踏んでいる感がある。

 そんなタイミングで世に出た本書は、まさにブロックチェーンの“最新”入門書といえる。ブロックチェーンがバズワード化した数年前も同趣旨の書籍は多数出版されたが、新しい技術は動きも速い。現在のブロックチェーンの技術的課題や最新動向をフォローしつつ、ブロックチェーンの基本的な仕組みや開発手法などを一通り解説していることに価値がある。エンジニア1年生、フィンテック業界への転職や就職を目指す人、ブロックチェーンを導入したい企業の担当者がターゲットだという。(霹)


『図解即戦力 ブロックチェーンのしくみと
開発がこれ1冊でしっかりわかる教科書』
コンセンサス・ベイス株式会社 著
技術評論社 刊(1980円+税)