オフィスの天井が青空に

　オフィスの天井といえば、無機質なイメージが強い。白い蛍光灯が煌々と輝く以外は、見どころのない天井がほとんどだ。ここに目を付けたのが三菱電機。革新的な照明で室内の雰囲気を一変させる狙いだ。

　同社が2020年10月に発売する照明器具の名称は「misola（みそら）」。室内空間にあっても、開放的で奥行きのある青空と自然な光を表現する新しい照明だ。フレーム部の三面を光らせ、残り一面を影のようにすることで、太陽光の自然な差し込みを演出。明るさは一般的な照明器具と同等レベルを確保している。

　青空だけでなく、朝焼けや夕焼けなどの色変化も可能。手動と自動切り替えの2タイプをラインアップする。本体の厚さは、一般的な照明器具と同等の120mm以下の薄型構造。施工も容易だという。オフィスの天井が疑似的でも青空であれば、快適な職場環境に一歩近づけることができそうだ。（幌）


メーカー名　三菱電機
ジャンル　　LED照明器具
発売日　　　2020年10月
価格　　　　税別68万円～