理化学研究所と富士通が共同で開発・整備を進めているスーパーコンピューター「富岳」が、世界のスーパーコンピューターの性能ランキングで1位になったとのニュースがありました。

 今回は、TOP500とHPCG、HPL-AI、Graph500で1位になりました。四つのランキングで同時に世界1位を獲得するのは世界初。米中が開発競争を繰り広げる中、久しぶりに割って入りました。

 富岳の計算性能は、将来的に創薬や防災など、幅広い分野の課題解決に役立てられることが計画されています。共用開始は2021年度の予定ですが、新型コロナウイルスの研究には既に計算資源が活用されています。

 日本オラクルは7月1日、パブリッククラウドで初めて、「Oracle Cloud Infrastructure」と富岳の接続を開始したと発表しました。理研は、富岳のクラウド的利用についても検討しており、今回の取り組みの結果を有効性の検証に生かす予定です。(齋藤秀平)

【記事はこちら】
日本オラクルと理研、Oracle Cloudで富岳の有効活用と研究成果創出を促進