計算能力の高さから、量子コンピューターが次世代のコンピューターとして注目されています。昨年は、米グーグルの量子コンピューターが、最先端のスーパーコンピューターで1万年かかる計算を3分20秒で解いたという論文が大きな話題になりました。

 量子コンピューターの研究開発には現在、世界の大手IT企業が取り組んでいます。特に、研究開発をリードしているといわれているのが米国で、IBMも「本格的な利用・応用の時代に向けて準備を始めている」(日本IBMの森本典繁・執行役員最高技術責任者研究開発担当)そうです。

 森本執行役員によると、IBMの量子コンピューターの性能は、過去4年で2倍ずつ向上しています。この先も同じようなペースで性能の向上を目指す計画で、スーパーコンピューターの性能を上回るブレークスルーは、直近で「数年以内」に起こるとの認識を示しました。(齋藤秀平)

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日本IBM 「直近のブレークスルーは数年以内」量子コンピューターへの研究投資を加速