野村総合研究所(NRI)は、悲願だった北米でのSIビジネスを本格的に立ち上げようとしています。昨年末までに米インディアナ州に本社を置く従業員数約740人の中堅SIer「Core BTS」をグループに迎え入れ、SI事業の中核を担ってもらう構えです。

 これまでコンサルティング事業は手がけていたものの、まとまった規模でのSI事業に乗り出すのは今回が初めて。とはいえ、開発作業については遠く離れたインドなどでも問題なくできてしまうため、わざわざ北米に行う価値がそう大きくはありません。

 そこで、Core BTSには「顧客と共にデジタル変革を遂行する“共創パートナー”となって事業を伸ばしてもらう」(NRIの此本臣吾会長兼社長)方向性を打ち出しています。

 まずは東海岸を中心に地域に根ざした営業展開を推し進め、顧客のビジネスに密着するスタイルを確立。インドなどでのオフショア開発との違いを明確に打ち出していくことで競争優位を発揮していく方針です。(安藤章司)

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