今日は何の日

<今日は何の日>6月1日『世界牛乳の日』

2023/05/29 09:00

週刊BCN 2023年05月29日vol.1970掲載

体にいい代表的な食品

 牛乳は、カルシウム、タンパク質、脂肪、必須アミノ酸などの栄養成分がバランス良く豊富に含まれており、学校給食に採用されるなど体にいい食品の代表的な存在だ。

 Jミルクの調査によると、国内では約137万頭の乳牛が飼養されており、99%が白黒模様のホルスタイン種だとしている。ホルスタイン種は他の品種と比べ乳量が多く、1頭の乳牛からは1日に約25~30キログラム、1年では平均して約8000キログラムの生乳が搾られているという。

 牛乳を飲むとお腹が「ゴロゴロ」するという人も少なくない。これは「乳糖不耐症」という症状で、牛乳に含まれる乳糖を消化する乳糖分解酵素(ラクターゼ)が腸内に少ない、または働きが弱いため起こるとされる。克服するには、一度に多く飲まずに、分けて飲んだり、温めたりするのが有効だとしている。

 普段、牛乳を飲むことはないが、この記事の執筆をきっかけに飲もうと思いスーパーに行った。牛乳が値上がりしているという情報は知っていたが、想像以上に高くて驚いた。せっかくなので購入し飲んでみると、子どもの頃は好きではなかった牛乳がとてもおいしかった。今後は健康のためにも定期的に飲もうと思う。(帆)
 


由来
国連食糧農業機関が2001年に「世界牛乳の日」を制定。これに合わせて、国内では07年に酪農・乳業関係者で構成される日本酪農乳業協会(現Jミルク)が「牛乳の日」として制定した。
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