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EDRトップシェアベンダーのXDR

2023/06/23 10:00





 EDR(Endpoint Detection and Response)の利用は大手企業だけでなく、中堅中小企業にも広がっており、エンドポイントセキュリティ対策のスタンダードになりつつあります。

 EDRは、2010年代の中盤に登場したマルウェアの検知と対応を行うセキュリティ製品ですが、当初は「アンチウイルスとの違いが分からない」「アラートが出てもその後の対応ができない」といった声が多くありました。その中で、EDRを提供する各ベンダーは、MSSP(マネージドセキュリティサービス事業者)と協業して運用までを含めた提案をしたり、積極的に情報を発信したりして、EDRの普及に注力しました。

 現在、多くのセキュリティベンダーがEDR製品を販売していますが、アイ・ティ・アールなどの調査会社の発表でトップシェアを獲得しているのがサイバーリーズンです。

 同社は、4月にXDR(Extended Detection and Response)製品「Cybereason XDR」を発売。EDRで培った高い検知能力を強みとしています。同社戦略事業推進室の桜田仁隆・室長に、Cybereason XDRの特徴や販売戦略などをお聞きしました。(岩田晃久)

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<サイバー攻撃に打ち勝つ最新セキュリティ> XDR編 サイバーリーズン EDRで培った高い検知能力が強み
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