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2050年カーボンニュートラルを目指して

2023/09/13 10:00





 今年の夏はとても暑い日が続き、室内では冷房が欠かせませんでした。そのため、電気料金はもちろんのこと、CO2などの温室効果ガスの排出量についても気になりました。安全に過ごすためとはいえ、エアコンの使用が増えれば、温室効果ガスの増加につながってしまうのではないか、と考えることもありました。

 日立システムズは、仏EverImpact(エバーインパクト)と連携して、植林や間伐などが進んでいる数千ヘクタールの森林を対象に、過去20年分の森林のCO2吸収量を可視化し、森林計画と組み合わせてカーボンクレジット創出量を算出する実証実験をしました。これにより、年間2万2500トンのCO2吸収量、最大2億6000万円相当のカーボンクレジットの創出可能性を確認したそうです。

 温室効果ガスを排出せずに生活したり、企業活動をしたりするのは難しいのが現状です。政府が目指す2050年カーボンニュートラルの実現に関連した取り組みには、今後も注目が集まりそうです。(大向琴音)

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日立システムズ、森林のCO2吸収量を可視化しカーボンクレジット創出量を算出
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