今日のひとことWeb版
製品開発期間を短縮する
2025/10/08 10:00

製造業では製品の生産において、開発部門や生産部門など複数の部門が連携します。そのため、情報伝達に遅れや食い違いが出てしまうと、開発期間が長期化したり、開発にかかるコストが増えたりといった影響があります。
富士フイルムビジネスイノベーションはこのほど、「3DWorks」の提供を開始しました。量産試作工程において、開発部門と生産部門が製品仕様や製造条件のすり合わせに必要な情報を、3Dモデル上に統合・一元管理できるクラウドサービスです。
情報伝達が早くなることで、開発から生産までにかかる時間が短縮できます。実際に同社の複合機・プリンターの開発で実証した際には、量産開始前までの開発期間を4カ月短縮できたそうです。日本の製造業は世界から見ても高い技術を有しているので、デジタルの力でより一層の競争力強化を期待したいです。(大向琴音)
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富士フイルムビジネスイノベーション、開発期間短縮を支援するクラウドサービスを提供開始
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