30年くらい前の取材現場は「速記術」を使って筆記帳にメモする記者が見られましたが、今ではスマホで録音し、AIで文字を起こして要約までするのが日常になっています。実は、営業現場にもAIを持ち込んで商談の質を高める動きが始まっています。
アドバンスト・メディアは、商談内容をAIエージェントに聞き取らせ、リアルタイムで重要事項の確認漏れを指摘したり、関連資料の検索・表示を行う仕組みを開発しました。商談が終われば、議事録の作成や営業マンのスキル分析などを自動で行います。
マイクとPCを営業現場に持ち込み、AIエージェントを同伴させる商慣習が受け入れられるのかが気になりますが、取材現場も速記からAI要約へ変わったことを考えると、営業現場でのAI活用も案外早く浸透するのかも知れません。(安藤章司)
【記事はこちら】
アドバンスト・メディア、セールスエージェントを発売 営業現場で担当者をリアルタイム支援=
https://www.weeklybcn.com/journal/news/detail/20251204_213035.html