かつて接客業のアルバイトをしていた際、今で言う「カスハラ」に該当しそうな出来事が何度かありました。しかし、監視カメラによる俯瞰の映像しか残っておらず、どんな状況だったのかを正確に伝えるすべはありませんでした。もし、現場のリアルな視点が記録できていれば、どれほど心強かっただろうと思います。
ダイワボウ情報システムは12月12日、アムニモと連携し、カスハラ対策に特化した名札型カメラ「アムニモポータブルAB12」と映像を管理するクラウドサービスの提供を開始すると発表しました。2026年からカスハラ対策が義務化されることを見据えた対応策だそうで、名札型のウェアラブルカメラとして身に着けることで、従業員視点で現場の状況をリアルタイムに記録します。
顧客対応の場では、従業員が不利な立場に置かれることも少なくありません。法制度と技術の両面から支えることで、誰もが気持ちよく働ける環境が実現することを願っています。(大向琴音)
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DIS、カスハラ対策に特化した名札型カメラと映像を管理するクラウドサービス=
https://www.weeklybcn.com/journal/news/detail/20251215_213248.html