AIの登場でEUCは新たなフェーズに
エンドユーザーが自ら業務アプリケーションを制作し、業務を効率化するエンドユーザー・コンピューティング(EUC)は根強い人気がある。
古くは市販の表計算ソフト上でマクロを組んで集計作業などを自動化することから始まり、その後はノーコード・ローコード開発ツールを使って業務アプリを開発できるようになった。
ノーコード・ローコード開発ツールは、企業規模に応じてさまざまなツールが使われており、サイボウズの「kintone」やキヤノンITソリューションズの「WebPerformer」、ポルトガルOutSystems(アウトシステムズ)が開発する「OutSystems」などが知られている。「ノーコード開発の日」を制定したアステリアは、ノーコードで業務アプリ間のデータ連携を可能にする「ASTERIA Warp」を開発している。
近年ではプログラムを自動生成するAIが台頭しており、EUCも新たなフェーズへと進みつつある。ノーコード・ローコード開発ツールは、専用のアプリ基盤を使うケースが多いのに対して、AIは純粋にプログラムソースだけを生成し、専用基盤を必要としない点が大きな違い。用途に応じて使い分けることになりそうだ。
(寶)
由来
日本記念日協会によれば、ノーコード開発の認知度を高め、ITに対する心理的なハードルを下げることなどを目的にアステリアが制定。同社のデータ連携ソフト「ASTERIA Warp」の発売日が由来。