KDDI（小野寺正社長）は、第3世代携帯電話「CDMA2000 1x」に対応したau携帯電話「A5301T」と「A3015SA」、「A1014ST」、「A1013K」の4機種を9月20日に発売する。

　「A5301T」は、ムービーメールに対応した機種で、内蔵したデジタルカメラで最大15秒までの動画を音声入りで撮影することが可能。「A3015SA」は、フラッシュ・背面ファインダーを内蔵したカメラ付きGPS携帯電話。「A1014ST」は、8色のカラーフラッシュを塔載したカメラ付き携帯電話、「A1013K」が簡単に撮影できることを追求した実用性重視の携帯電話となる。

　「CDMA2000 1x」は、すでに47都道府県で利用が可能で、加入者数は200万人を達成した。同社では、年末までに人口カバー率を全国90％、加入者数を700万人に引き上げる構え。小野寺社長は「近い将来、第3世代携帯電話において、ムービーメール機能やGPS機能を塔載したカメラ付き携帯電話を活用するユーザーが7割まで増えるだろう」と分析した。