店頭市場ピックアップ

メモリカードの規格別台数シェア

2002/12/16 16:51

週刊BCN 2002年12月16日vol.970掲載

 デジタルカメラなどに利用されるメモリカードは、販売店にとって利潤の高いビジネスを生んでいる。2002年11月のBCNランキングを見ると、台数で前年同月比134%、金額では同141%と、台数、金額ともに好調に推移している。

コンパクトフラッシュが首位に 価格に買い得感も

 現在、コンパクトフラッシュ、スマートメディア、SDメモリーカード、メモリースティック、新たに登場したxDピクチャーカードなど、複数の規格が乱立している。そんななか、02年11月の台数シェアはコンパクトフラッシュが28.18%でトップとなった。

 01年12月はスマートメディアが39.37%でトップ。02年5月もスマートメディアが34.71%で首位をキープし、コンパクトフラッシュは2位にとどまっていた。

 それが11月にはコンパクトフラッシュがスマートメディアを逆転。SDメモリーなどの普及で、シェアの絶対値は低下傾向にあるものの、相対比較でトップに立った。

 これは、スマートメディアを搭載していた富士写真フイルム、オリンパス光学工業などの大手デジタルカメラメーカーが新規格xDピクチャーカードを発表し、秋に発売した新製品から、メモリカードをスマートメディアからxDピクチャーカードへと変更したことが1つの要因となっている。xDピクチャーカードは、11月のデータでは3.54%のシェアを獲得。今後、さらにシェアは拡大していく見通しだ。

 また、コンパクトフラッシュ自身の単価が下がってきたことから、製品を購入するユーザーが増加していることも要因の1つに挙げることができるだろう。ユーザーにとって買い得感がある価格も、メモリカードの販売量増加につながっていきそうだ。
  • 1