店頭流通

BCN総研 パソコン販売、6月から4か月連続増

2003/10/20 18:45

週刊BCN 2003年10月20日vol.1011掲載

 BCN(奥田喜久男社長)の市場調査部門であるBCN総研は10月15日、全国大手パソコンショップの実売データを基に「2003年第3四半期(1-9月)IT店頭市場分析と年末商戦の展望」を発表した。

 パソコン販売金額では、6月以降4か月連続で前年同月比増を記録したほか、デジタルカメラ市場が各月で前年同月比で8-13%増加しているなどの傾向を示した。また、年末商戦の注目ポイントとしては、「AVパソコン」に対抗する勢力としてDVDレコーダーが大ヒットするなどと予測している。

 パソコン関連店頭市場の販売金額構成比は、ノートパソコンが26.5%と最も多く、次いでデスクトップパソコンが17.5%、デジカメが13.3%となっている。

 このほかの商材では、デジカメやDVD、TV機能付きパソコンの普及で、記録媒体や管理・編集ソフトウェアなどの関連コンテンツが好調だったという。
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